更新日:2025年4月17日
(キャッチコピー)
なんでもない一日の すてきな言葉
(書名、著者名及出版社)
『なんでもない一日の辞典』(Y814.5ヤ)
作/山口 謠司
発行所/WAVE出版
この本では、1日24時間の日常の、その時々に聞こえてくる音や、行動や感じ方から受ける言葉をオノマトペで表現しています。
例えば、21:00のオノマトペの一つ『ゆるゆる』――急がないでゆっくりすること。心も身体もほっとしてゆったりすること。また、服のサイズが大きいさま。――この言葉のイメージ通りの手書き風フォントで描かれていて、1日が無事に終わってくつろいでいる時間そのもの!
そして、時間に沿うようなテーマがあり、別の表現や関連する言葉が4つずつ書かれ、意味や例文も紹介されています。
他にも、文学作品からの抜粋「文学が描く日常」では、名声のある作家の方たちが『なんでもない日常』を言葉に起こした一節を読むことができます。
「ヤバい」だけでは、人に大切なことは伝わりません、という言葉が心に残りました。
言葉に迷った時に、開きたい本です。
(スタッフT)