更新日:2022年10月27日
毎年10月は「里親月間」になっています。
里親制度とは、何らかの事情により、家庭での養育が困難または、受けられなくなった子供等に温かい愛情と正しい理解を持った家庭環境の下での養育を提供するものであり、社会的養護(公的な責任により養育する)の重要な柱となる制度です。(厚生労働省HPより抜粋)
水巻町図書館でも里親月間に合わせて、展示コーナーを設置しています。
約26冊ある関連書籍からおススメの本をいくつかご紹介いたします。
1,セレスティーヌのおいたち
ねずみのセレスティーヌはゴミバケツに入れられていました。そこを、くまのアーネストが助け、育てます。しかしセレスティーヌはその事実を知らず、なぜ自分がアーネストの所に居るのか疑問に思っていました。その理由を知りたく、ためらいがちにアーネストに相談します。
本当の親ではないことを、子どもに伝えることについて考えることができる作品です。
2,ねぇねぇ、もういちどききたいなわたしがうまれたよるのこと
もう一人のお母さん・お父さんの元に来た女の子。出生~現在までを優しい絵柄で振り返っていきます。子どもを受け入れることの喜び、温かい家庭に迎えてもらえる喜び、両方を考えることができます。
大人と子ども、どちらも読める絵本となっています。
3 里親制度になりませんか
里親になるために必要な情報が書かれています。制度の目的、なることで受けられる養育費等の支援、法的でない里親制度と養子縁組の違い等、1冊で里親について学ぶことができます。
里親月間が終了した後も、関連書籍は読むことができます。
関係がある方はもちろん、馴染みがない方もぜひ一読してもらい
制度について考えて頂ければ幸いです。
(職員F)