更新日:2022年1月6日
今年は山本作兵衛生誕130年です。
炭鉱といえば筑豊が有名ですが、かつては水巻町も炭鉱の町として栄えた時代がありました。
世界の産業発展の原動力となった石炭。この化石燃料は、人々の生活に大きな影響を与えました。
今回はテーマを4つに分け、山本作兵衛や炭鉱だけでなく、エネルギー源としての石炭にもスポットを
当てています。
テーマ(1) 「山本作兵衛生誕130年」
炭鉱記録画家として作兵衛の残した資料は有名です。炭鉱夫だけでなく、炭鉱に関わる他の事にも従事していました。
テーマ(2) 「石炭とは」
石炭を展示しています。最近では実物の石炭を目にすることは、ほとんどなくなりました。
今回歴史資料館からお借りした石炭は、水巻町図書館エレベーター塔を建設している時に見つ
かったものです。
テーマ(3) 「水巻と炭鉱」
水巻の鉱山も活気があったことが、展示している写真からも見て取れます。
炭鉱を中心とした年表を作成したのですが、それを見ると炭鉱の盛衰がわかります。
テーマ(4) 「これからのエネルギー」
世界的に見ても、石炭の需要は少なくなりました。エネルギー源は石油・原子力に加え、少しずつですが、再生可能エネルギーも広がってきています。
炭鉱に関わった人々の生活や、エネルギー源としての石炭については、展示架を見て資料を手に取って
頂ければ、もっとよくわかると思います。
また館内併設の歴史資料館には、水巻町の炭鉱の資料が常設展示を含め保存・保管されています。
今回の展示にもその資料の一部をお借りしました。展示架を見て興味が湧いた方は、是非歴史資料館にも足をお運びください。
(スタッフT)